”いきもの いきいき” プロジェクト
コウノトリの野生復帰を目指して
地域における保護事業等への取り組み
コウノトリは1971年に国内最後の野生個体が絶滅しました。兵庫県豊岡市は日本で最後までコウノトリが野外で暮らしていた場所です。現在、豊岡市では様々な主体のもと、コウノトリも棲める豊かな環境づくりが事業として展開されています。弊社は、これらの事業に積極的に取り組んでいます。
○ コウノトリが生息できる湿地環境の計画・検討(豊岡市)
○ コウノトリの生息状況調査(環境省・国土交通省)
○ 円山川の湿地再生箇所におけるコウノトリ飛来状況調査(国土交通省)
コウノトリってどんな鳥?
コウノトリの羽色は白と金属光沢のある黒、クチバシは黒味がかった濃い褐色。脚は赤く、目の周囲にも赤いアイリングがあります。
分布域は東アジアに限られ、総数も推定2,000~3,000羽と少なく、絶滅の危機にあります。中国東北部地域で繁殖し、中国南部で越冬します。渡りの途中に少数が日本を通過することがあり、国の特別天然記念物に指定され保護されています。
ボランティア活動
豊岡市城崎町戸島地区の元水田では、コウノトリが舞い降りることができる湿地環境の整備・保全を目指して、持続的・自立的な維持管理などが行われています。
弊社は、戸島地区の湿地などの環境調査・環境保全と自然再生にかかる計画検討に携わっており、このような業務をきっかけとして、コウノトリの野生復帰に向けた地域の活動にボランティアとして参加しております。
○ 湿地等の生息環境の整備(地域住民等と連携した清掃活動・樹木整備活動)
○ 湿地整備工事前の魚類の救出活動
○ 環境学習、勉強会での指導
T o p i c s
公表資料
※社外の共著者のお名前は割愛させていただいております。 |