DX推進基本方針
当社は、2021年4月に、データとデジタル技術によって業務を変革する「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」を推進するための組織、DX推進センターを設立しました。DX推進センターでは、これまで個々に進めてきた活動を集約し、人工知能(AI)や拡張現実(AR)、BIM/CIM、第5世代(5G)移動通信システムなどを活用して、当社のコア技術である社会インフラ整備関連業務の高度化、高品質化、生産性向上を図るとともに、新領域の開拓を進めています。
2024年7月
復建調査設計株式会社
代表取締役社長 藤井 照久
DX推進戦略
【主要施策】(2023年度から2025年度までに重点的に取り組む施策)
(1)DXリテラシーの向上
デジタル技術、データ活用に精通した人財の確保・育成を行うとともに、リスキリングにより社員のDXリテラシーを向上させ、会社全体でデジタル文化を醸成する。
(2)DX関連技術の強化
ICTに関する研究開発を強化するとともに、ICTへの重点的な投資を行う。また、産官学との新たな連携を進める。
(3)DX推進による生産性の向上
ICTを活用した業務プロセスの見直しや再構築を行う。
既存の社内システムの見直しを行うとともに、新たなデジタルツールの検討と導入を進める。
【事業全体の中でのDX推進の位置付けと達成目標】
ICTを活用した業務プロセスの見直しや再構築及び新たなビジネスツールの導入等により、コア領域のビジネスモデルの変革を進めると共に、発展領域や新成長領域に挑戦することにより、10年間で売上高20%以上の成長を目指す。
DX推進センターの役割
(1)ICT推進室の主な役割
- ICT推進の管理(関連情報の収集・整理、各事業部ニーズの精査・方向性検討)
- 効率化に即効性のあるICT関連研究開発の社内外調整、管理
- ICT人財の確保およびリスキリングによる社員の育成
- 有益な外部企業や大学等との連携の交渉、内容調整、管理
- ICT関連新技術の市場調査と社内展開
(2)BIM/CIM推進室の主な役割
- 3D活用による業務の効率化の推進(事業部ニーズへの対応)
- 教育(新入社員BIM/CIM集中研修、その他研修の企画・実行)
- 事業部支援(現業のサポート、3D関連ソフトの調達・管理)
- 3Dプリンターによる模型作成(発注者や地元との合意形成、社外からの受注対応)
- 社外広報などに関わる事項(社外委員会などへの出席、社外講師などの受託)
2022年1月 経済産業省「DX認定事業者」の取得