RAEM-Lightに関わる最近の動向 2009年

RAEM-Lightに関わる最近の動向 2009年

●2009年12月25日 第23回応用地域学会(ARSC)において弊社社員が発表しました。

2009年12月12日~13日に山形大学で開催された第23回応用地域学会(ARSC)の上田孝行教授追悼企画「道路整備効果分析の今日的課題(シンクタンクセッション)」内において、弊社社員が発表致しました。  ※ 応用地域学会(ARSC)ホームページ

・発表タイトル:地方部の都市間道路整備効果分析~SCGEモデル「RAEM-Light」の実践的活用事例~

・発表者:佐藤啓輔(復建調査設計)

2009年12月10日 第28回日本道路会議において弊社社員(佐藤啓輔)の発表した論文が優秀論文賞を頂きました

2009年10月29日~30日に開催された第28回日本道路会議において、弊社社員(佐藤啓輔)が発表した論文が優秀論文賞を頂きました。

※財団法人日本道路協会 第28回日本道路会議 優秀論文賞一覧

・発表タイトル:汎用型空間経済モデル「RAEM-Light」による道路事業の影響分析

・投稿者:佐藤啓輔(復建調査設計),小池淳司(鳥取大学),門間俊幸(国土交通省国土技術政策総合研究所)

  • 優秀論文 表彰状

●2009年11月19日 「土木計画学研究・論文集 Vol.26」に弊社社員の論文が掲載されました。

論文査読審査の結果,RAEM-Light論文が3本,DEA論文が1本の計4本が「土木計画学研究・論文集 Vol.26」に掲載されました。
「土木計画学研究・論文集 Vol.26」の予約販売については以下をご覧ください。

「土木計画学研究・論文集 Vol.26」予約販売について

【掲載論文】

・論文タイトル:空間的応用一般均衡モデル「RAEM-Light」を用いた道路ネットワーク評価

 ~地域間公平性の視点からの実務的アプローチ~

・著者:小池 淳司(鳥取大学),佐藤 啓輔(復建調査設計),川本 信秀(復建調査設計

・掲載ページ:161ページ

・論文タイトル:港湾取扱貨物量を明示化した道路ネットワーク評価モデルの構築

 ~応用一般均衡モデル「RAEM-Light」を用いたアプローチ~

・著者:小池 淳司(鳥取大学),川本 信秀(復建調査設計),佐藤 啓輔(復建調査設計)

・掲載ページ:189ページ

・論文タイトル:空間的応用一般均衡分析における地域細分化による道路整備便益の影響分析

・著者:小池 淳司(鳥取大学),片山慎太朗(システム科学研究所),川本 信秀(復建調査設計)

・掲載ページ:209ページ

・論文タイトル:DEA 手法による公営企業の運営効率性評価 -公営バス事業を事例とした評価-

・著者:平井 健二(復建調査設計),小池 淳司(鳥取大学),喜多 秀行(神戸大学)

・掲載ページ:133ページ

●2009年11月05日 2009年10月29日~30日の第28回日本道路会議において弊社社員が論文を発表しました。

2009年10月29日~30日に開催された第28回日本道路会議において弊社社員(佐藤)が論文を発表しました。論文タイトルは,以下のとおりです。

・汎用型空間経済モデル「RAEM-Light」による道路事業の影響分析

佐藤啓輔(復建調査設計),小池淳司(鳥取大学大学院),門間俊幸(国土交通省国土技術政策総合研究所)

  • 発表の様子(佐藤啓輔)

●2009年10月20日 「ながさき建設技術フェア2009」に出展しました。

10月15~16日にかけて「ながさき建設技術フェア2009」にブース出展しました。

当日は多くの方々に来訪頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

●2009年10月2日 2009年9月25日に第6回RAEM-Light研究会が開催されました。

第6回研究会が大阪で開催されました。今回は協議会メンバーからの報告に加えて,計量計画研究所(毛利雄一様),京都大学(松島格也先生)から話題提供をして頂き,非常に活発な議論となりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

※当日のプログラムは,コチラ(PDF:0.1MB)をご覧下さい。

  • はじめに(理論的基礎の重要性)
    小池淳司先生
    鳥取大学

  • 「中山間地域を対象とした社会経済会計モデル」
    松島格也先生
    京都大学

  • 「実務へのより有効な一般均衡モデルの適用について」
    毛利雄一様(財)計量計画研究所
    京都大学

  • 小林優輔様
    (株)価値総合研究所

  • 古市英士様
    (社)システム科学研究所

  • 宮下光宏様
    三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)

  • 佐藤啓輔
    復建調査設計(株)

●2009年9月1日 8月19日~20日にオランダと日本の二国間国際セミナーが開催されました。

8月19~20日にオランダと日本の二国間国際セミナー「応用一般均衡分析と交通分析の統合に関する国際セミナー」が東京大学山上会館で開催されました。弊社が事務局をつとめるRAEM-Light Committeeも共催者として参画しておりました。

※国際セミナー全体の開催報告は,コチラをご覧下さい。

弊社からは,コンピュータセッションに対して以下の2ブースの出展を行い,ブース①については,弊社社員(佐藤啓輔)がプレゼンテーションを行いました。当日はセッション全体を通して約150名程度の来場者にお越し頂き盛況のうちに終わりました。お越し頂きました方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

※国際セミナープログラムは,コチラ(PDF:0.6MB)をご覧下さい。

【ブース①】
RAEM-Lightによる地域道路ネットワーク整備評価への応用 -効率性と地域間公平性-
Application of RAEM light to Road Network in Peripheral Regions in JAPAN-Efficiency and Equity in Spatial Dimension-
復建調査設計㈱(佐藤啓輔),鳥取大学(小池淳司)
※当日の説明資料(概略版)は,コチラ(PDF:2.0MB)をご覧下さい。

【ブース②】
新規道路の供用が地方部の観光産業に与える影響の分析
An Analysis on Effects of the Local Tourism Industry by opening of new bypass
システム科学研究所(塩士圭介,伊藤秀昭),復建調査設計㈱(佐藤啓輔),鳥取大学(小池淳司)

当日の発表ブース(ブース①)の様子

また,本セミナーに関連して8月21日に運輸政策研究機構で開催された「交通社会基盤の国土・地域開発効果」(プログラムはコチラ(PDF:0.2MB))に関する国際シンポジウムにおいて鳥取大学小池准教授より弊社とのRAEM-Lightに関する共同研究の成果が発表されました。

●2009年9月1日 国土交通省九州地方整備局雲仙復興事務所長より業務表彰を頂きました。

H20年度のRAEM-Light適用業務「島原中央道路整備効果資料作成業務」が事務所長表彰を頂きました。

平成20年度九州地方整備局国土交通行政功労表彰(雲仙復興事務所長表彰)

・表彰項目:優良施工業者(業務部門)

・業務名:島原中央道路整備効果資料作成業務

・受託業者:復建調査設計㈱

・管理技術者:竹葉克浩

・担当技術者:箱嶋斉,佐藤啓輔

  • 管理技術者(竹葉克浩;右)と担当技術者(箱嶋斉;左)

●2009年8月20日 建設コンサルタント業務・研究発表会において特別賞を頂きました。

2009年7月28日に虎ノ門パストラルで開催された第9回建設コンサルタント業務・研究発表会において,弊社社員(佐藤啓輔)が特別賞(プレゼンテーション部門)を頂きました。

・発表タイトル:道路事業が地域経済へ与える空間的影響の把握

・投稿者:佐藤啓輔(復建調査設計㈱),小池淳司(鳥取大学),門間俊幸(国土交通省国土技術政策総合研究所)

【発表概要】

道路事業は,社会資本の中でも非常に幅広い空間(地域)に波及的に影響を及ぼす事業である。その影響は,従来から感覚的には認識されていたとしても客観的に示されているとは言えない。そこで本稿では,道路事業が社会へ与える影響項目のうち地域経済の変化について,汎用型の空間的応用一般均衡モデルRAEM-Light(ラーム・ライト)を活用した分析事例を提示し,政策判断の基礎情報としての有効性について考察を行う。

●2009年8月20日 IATSS Reviewに投稿論文が掲載されました。

国際交通安全学会が出版する学会誌IATSS Reviewに弊社社員(佐藤啓輔,川本信秀)の投稿論文が掲載されました。

論文タイトル:港湾貨物取扱貨物量の変化が中国地方の道路ネットワーク整備効果へ与える影響 ~東アジアの経済成長を視野に入れた検討~
Road Network Investment Analysis in Chugoku Area in the context of Changing of Shipping Freight Traffic -Under the Economic Growth in East Asia-
著者名:佐藤啓輔,小池淳司,川本信秀
掲載誌名:IATSS Review Vol.34, No.1, June, pp34-44, 2009.

【論文概要】

港湾と背後圏の物流を通じた経済的関係性を明示的に表現できるSCGEモデル「RAEM-Light」を用いることで,道路ネットワーク整備にあわせて港湾取扱貨物量が変化した場合に,背後圏にどのような影響が及ぼされるかを分析した。その結果,相対的に港湾拠点の少ない山陰側の地域にとっては,港湾取扱貨物の陸上物流が広域的であることから所要時間を多く要する現状となっており,背後圏の道路ネットワーク整備は港湾取引における経済価値を山陰側の地区全体に効率的に伝播させる役割を担っていることを明確にした。

●2009年6月17日 12th Uddevalla Symposium(2009年6月11~13日)において弊社社員が発表しました。

2009年6月11~13日にかけてItalia Bariで開催された国際学会12th Uddevalla Symposiumにおいて弊社社員(佐藤啓輔)が論文を発表しました。

場所:Politecnico di Bari
論文タイトル:The Optimum Risk Management Policy of a Road Network under the Decentralized Society in Japan-Using Geographical Information from SCGE model “RAEM-Light
著者:Atsushi KOIKE(Tottori Univ), Lori Tavasszy(TNO Inro), Keisuke SATO(Fukken)
発表者:Keisuke SATO(Fukken)

 ※Abstractは,コチラをご覧下さい。

  • 発表の様子

● 2009年6月17日 第39回土木計画学会(2009年6月13~14日,徳島大学)で弊社社員が発表しました。

2009年6月11~13日にかけてItalia Bariで開催された国際学会12th Uddevalla Symposiumにおいて弊社社員(佐藤啓輔)が論文を発表しました。

2009年6月13~14日にかけて徳島大学で開催された第39回土木計画学研究発表会において弊社社員(佐藤啓輔)が論文を発表しました。

場所:徳島大学
論文タイトル:道路ネットワーク整備が地域の産業構造へ与える空間的影響の把握 ~SCGEモデル「RAEM-Light」を用いたアプローチ~
著者:小池淳司(鳥取大学),佐藤啓輔(復建調査設計㈱),川本信秀(復建調査設計㈱)
発表者:佐藤啓輔(復建調査設計㈱)
※概要は,コチラをご覧下さい。

  • 発表の様子

●2009年6月9日 2009年6月4日に第5回RAEM-Light研究会が開催されました。

第5回研究会が広島(復建調査設計㈱)で開催されました。参加者数は23名でした。今回は,従来の協議会メンバーからの報告に加えて,東京大学(石倉智樹先生),長岡技術科学大学(土屋哲先生),計量計画研究所(剣持健様,久家淳様)から話題提供をして頂き,非常に活発な議論となりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

なお,弊社からは,佐藤がRAEM-Lightの適用成果報告,平井がパネルデータ分析の中間成果報告を致しました。パネルデータ分析とは, パネルデータを使用し,道路整備が地域経済・社会または人口構造にどのような影響を及ぼしているか,過去の実績から定量的に検証を行うことが可能な分析手法です。

※当日のプログラムは,コチラをご覧下さい。

  • RAEM-Light協議会会長より挨拶
    山根哲之進(復建調査設計㈱)

  • 開会の挨拶
    小池淳司先生(鳥取大学)

  • 発表会の様子

  • 対象地域の開放性とモデルの閉じ方
    石倉智樹先生(東京大学)

  • SCGEモデルにおける地域間交易の
    定式化について
    土屋哲先生(長岡技術科学大学)

  • 新経済地理学に基づく全国を対象とする
    ネットワーク整備評価
    剣持健様、久家淳様(計量計画研究所)

  • 中国地方における取り組み報告
    佐藤啓輔(復建調査設計㈱)

  • 関東地方における取り組み報告
    山崎清様(価値総合研究所)

  • パネルデータ分析の中間成果報告
    平井健二(復建調査設計㈱)

  • 発表スライド

  • 近畿地方における取り組み報告
    伊藤秀昭様
    (システム科学研究所)

  • 中部地方における取り組み報告
    宮下光宏様
    (三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

●2009年3月4日 2009年2月27日に国土交通省東北地方整備局港湾空港部において技術説明会を開催しました。

2009年2月27日に,国土交通省東北地方整備局港湾空港部において「汎用型空間経済モデル RAEM-Light(ラーム・ライト)技術説明会」を開催しました。弊社社員(佐藤啓輔)がモデルの特徴,有効性等について説明を行いました。

【参加者】
東北地方整備局の港湾・空港部および道路部から10名程度出席頂き,弊社からは岩渕,羽原,竹葉,佐藤の4名が出席致しました。

【発表内容】
1.RAEM-Lightの特徴
2.モデルバリエーション
3.計算フロー&数式体系
4.計測便益について(費用便益分析マニュアルで計測する便益との相違点)
5.港湾への適用状況  

  • 技術説明会の様子

●2009年3月4日 国際学会Uddevalla Symposium2008のResearch Report(pp457-470)に弊社社員の論文が掲載されました。

国際学会Uddevalla Symposium2008のResearch Reports “Spatial Dispersed Production and Network Governance”のpp457-470に弊社社員(佐藤啓輔)の論文が掲載されました。

論文タイトル:Spatial Bnefit Incidence Analysis of Highway Network Projects- Post- and Pre- Evaluation Case Studies in Japan-
著者:Atsushi KOIKE(Tottori Univ), Keisuke SATO(Fukken), Lori Tavasszy(TNO Inro)

●2009年1月22日 2009年1月11~15日にかけてWashington D.C.で開催された国際学会TRBで弊社社員が発表しました。

2009年1月11日~15日にかけてWashington D.C.で開催された国際学会TRB(Transportation Research Board)において弊社社員(佐藤啓輔)が論文を発表しました.

 場所:Hilton Washington Monroe East
セッションタイトル:Integrated Land Use and Transport Models in Practice
論文タイトル:Spatial Computable General Equilibrium model “RAEM-Light” for Highway Network Projects in Japan
著者:Atsushi KOIKE(Tottori Univ), Lori Tavasszy(TNO Inro), Keisuke SATO(Fukken)
発表者:Keisuke SATO(Fukken)

※Abstractは,コチラをご覧下さい。

  • 発表会場;Hilton Washington

  • 発表スライド

  • 発表の様子

  • 発表者 佐藤啓輔

ページのトップへ戻る