RAEM-Lightに関わる最近の動向 2013年

RAEM-Lightに関わる最近の動向 2013年

●2013年9月18日
2013年9月9日~12日に開催されたEASTS2013 Taipeiで弊社社員が論文を発表しました。

2013年9月9日~12日に台北で開催されたEASTS(Eastern Asia Society for Transportation Studies)2013において弊社社員(吉野大介)が論文を発表しました。

発表論文は、「我が国におけるインバウンド・アウトバウンドに関する観光需要弾力性推定」です。当日は、各国の行政関係者、大学関係者、実務者など多く参加し、活発な質疑応答が行われました.

  • 論文タイトル : Short-run and long-run structural international tourism demand modeling based on Dynamic AIDSmodel
    -An empirical research in Japan-,
  • 著者 : Atsushi KOIKE and Daisuke YOSHINO-
  • 発表者 : Daisuke YOSHINO(Fukken)
  • 発表の様子

  • 会場の様子

●2013年6月5日
第47回土木計画学研究会において弊社社員が発表を行いました。

2012年5月31日~6月2日に開催された第47回土木計画学研究発表会において弊社社員が神戸大学との共同研究成果の発表を行いました.

  • 発表タイトル:アジア開発途上国における既存統計調査結果を用いた道路整備の空間的な経済効果の把握
  • 著者:佐藤啓輔、吉野大介、小池淳司

(概要)

アジアの”Land-locked” countriesと呼ばれている内陸国は、貿易にかかる輸送コストの比重が大きく、これが貿易の発展を阻害する大きな要因となっている。 このボトルネックを解消すべく、現在、JICA、ADB等の援助機関が各国政府とともに国境をまたぐ幹線道路(アジアハイウェイ等)の整備を行っているが、これらの 幹線道路の整備を各国の経済活動の活性化に繋げるには、道路整備が地域経済活動へ及ぼす影響を定量的に把握することが重要である。

本研究では、”Land-locked” countriesの一部であるタジキスタン、キルギス、新疆ウイグル自治区を含めた周辺諸国を対象に、現地の交通・物流状況を 整理するとともに、公表されている既存の統計調査結果を用いた産業・物流の実態を分析する。分析にあたっては、現状把握に加えて、応用一般均衡(SCGE) モデルを適用することで幹線道路整備による空間的な経済効果の波及状況を試算する。

  • 発表タイトル:社会資本整備評価のためのSCGEモデルにおける地域間交易モデルの理論的・実証的検証
  • 著者:佐藤啓輔、小池淳司

(概要)

政策ニーズの多様化とともに、社会資本整備のためのSCGEモデルは産業連関表の整備されていない小地域への適用が求められる。 このようなモデル構築を行う上で、工夫が必要になる点が地域間交易行動のモデル化である。既存研究では、離散選択型モデルを活用することで、 地域交易行動を確率的に表現するケースが多いが、現行の地域間交易モデルは理論面・実証面で問題を抱えている。理論面については価格に対する ゼロ次同次性を満たしていないことから厳密な一般均衡理論体系となっていない点、実証面については、パラメータ推定方法がアドホックである点があげられる。 本稿では、これらの理論的・実証的問題点の解決に向け、CES型および離散選択型の地域間交易モデルの特徴を比較検証し考察を行う。

●2013年1月7日
RAEM-Lightによる分析結果が山陰中央新報に紹介されました。

2013年1月1日の山陰中央新報に、尾道松江線整備が周辺地域に与える経済効果の推計結果が掲載されました。本調査は、昨年5月に中国経済連合会が報告書として 取りまとめられたもので、経済効果(沿線自治体における産業別の生産変化及び取引変化)の試算を弊社が担当しました。

なお、報告書の内容につきましては、中国経済連合会のホームページにてPDFデータが公開されています。

「中国横断自動車道 尾道松江線の全線開通に向けたその活用策や周辺地域の基盤整備・振興等に関する調査(平成24年5月)」

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