アルゼンチンアリの防除

FGEX環境保全活動

アルゼンチンアリの防除

防除へ向けた取り組み

 生態系に影響を及ぼすおそれのあるアルゼンチンアリの防除を目的として、環境省の防除モデル事業等に積極的に取り組んでいます。

○ アルゼンチンアリの分布状況や被害実態の調査 ○ 広域的な防除具体策の検討 ○ 広報パンフレットの作成

糖蜜に集まるアルゼンチンアリ

アルゼンチンアリってどんなアリ?

 アルゼンチンアリは体長2.5~3.0mm程度の南米原産のアリで、人間の交易に付随してここ100年ほどの間に世界中に拡がった侵略的外来生物の一つです。  日本では1993年に広島県廿日市市で最初に発見され、その後、山口県岩国市、柳井市、広島市、神戸市、愛知県田原市、横浜市、岐阜県各務原市、大阪市などで次々と発見されています。侵入地では、日本在来のアリを駆逐するなど生態系への影響が心配されるほか、頻繁に家屋内へ侵入し、食品に群がったり、布団の中にまで入り込んで安眠を妨げたりと、家屋・衛生害虫として大きな問題となっています。  このため、アルゼンチンアリは2005年に施行された外来生物法により「特定外来生物」に指定されています。

T o p i c s

     
2010年10月21日 出展ブース 「九州建設技術フォーラム2010」に出展しました
2010年8月27日   中国四国地方環境事務所主催の外来生物対策シンポジウムにおいて弊社社員が話題提供します

公表資料

・頭山昌郁・伊藤文紀・亀山 剛(2004)「日本に侵入したアルゼンチンアリ(Linepithema humile)の冬季の活動状況-特に気温との関係に着目して-」『Edaphologia,Vol. 74,pp. 27-34』 ・亀山 剛(2003)「広島県のアリ類分布資料(1)」『比和科学博物館研究報告,Vol.42,pp.65-73』 ・Koh-suke Miyake, Takeshi Kameyama, Takashi Sugiyaam and Fuminori Ito(2002)「Effect of Argentine Ant Invasions on Japanese Ant Fauna in Hiroshima Prefecture, Western Japan: A Preliminary Report」『Sosiobiology,Vol.39,No.3,pp.465-474』 ・亀山 剛(2001)「山口県柳井市におけるアルゼンチンアリ分布記録」『蟻,Vol.25,pp.4-6』 ・杉山隆史・亀山 剛・伊藤文紀(2000)「アルゼンチンアリを見かけませんか?」『蟻,Vol.24,pp.31-33』
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