現在の仕事内容
ICT関連の技術開発統括や社員のDXリテラシー向上を支援
現在、私は取締役会直属の専属組織であるDX推進センターICT推進室に所属しています。DX推進センターは、既存の事業生産の効率化や新規事業の開拓などを積極的に進めていくことを目的に2020年に設立された組織ですが、当室の役割としては、『ICT関連技術の情報収集や事業部の業務遂行支援』、『技術開発の社内外調整』、『ICT人財の育成やICT環境の構築』を主なミッションとしています。私は、ICT推進室の室長として、最新のデジタル技術に関する知見や実装能力に長けたチームメンバーを率いながら、組織のマネジメント、ICT関連の技術開発の技術統括、事業部との総合調整窓口の役割を担っています。

復建調査設計の決め手
攻めのDXの推進により未来社会の創造に貢献
私は、2007年に中途採用で入社しましたが、前職では、空間情報の要求仕様策定、データ構築、空間分析、構築された空間情報を継続的に利活用するためのシステム運用計画の立案などを行っていました。入社の決め手は、そのキャリアを評価頂いたことや、出身が広島市ということもあり、広島県内の自治体をはじめ中国地方の公共事業に多数の実績を誇る当社に魅力を感じ入社しました。
入社後は、空間情報部に12年間所属していましたが、その間は、多くの事業部との共同プロジェクトや、東日本大震災で被災した自治体の復興支援といった総合建設コンサルタントならではの規模感のある業務経験を多数経験させていただきました。また、新技術の活用推進の面でも、AIを活用した調査業務の効率化に資するシステム開発に主担当として関わっていました。そういったキャリアを踏まえ、現在の配属部署で組織のマネージャーとしての役割を与えられたと感じています。

今後のキャリアビジョン
攻めのDXで強力なイノベーションを創出
当室は、今年度で組織の立ち上げから4年目となりますが、これまでの取組を通じて、既存のITソリューションや社内の技術開発成果を積極的に活用しながら『職員の作業プロセスの改善』や『デジタル技術を活用した成果品質の向上』といったDX推進(デジタイゼーション、デジタライゼーション)に対して、一定の役割を担ったと感じています。
今後は、いわゆる攻めのDXといわれる、当社のコア技術×デジタル技術×社外との連携によるビジネスモデルのアップデートや、建設コンサルタントの既存事業の枠組みにとらわれない新規分野への進出を強力に推し進めたいと考えています。そのためにも、当室をより強力なイノベーション組織に育て、当社のパーパスである『未来社会創造企業』に少しでも貢献したいと考えています。
