北広島町において『おおあさ・ぴゅあ菜米』の田植えに参加しました
平成21年5月28日
弊社は、ISO14001 環境マネジメントシステムを1999 年3 月に認証取得して以来、社会資本整備の一端を担う企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)として、全社員一丸となって環境配慮や保全に関する取り組みに力を入れております。
このたび、弊社の新入社員は、北広島町大朝地区において、 大朝小学校5年生、地元住民の方々、NPO法人 INE OASA〈いーね!おおあさ〉の方々とともに『おおあさ・ぴゅあ菜米』の田植えを行い、地域活動に参加いたしました。 田植えの後の交流会では、『おおあさ・ぴゅあ菜米』に関する疑問などについて意見を交わし、「大朝の将来」や「環境問題・食糧問題」などについて学びました。
今回の貴重な経験を本業の社会資本整備にも生かし、様々な形で地域のお役に立てるよう努めてまいります。
『おおあさ・ぴゅあ菜米』とは
資源循環型社会を目指して推進する「菜の花エコプロジェクト」NPO法人 INE OASA〈いーね!おおあさ〉の活動から生まれています。 このお米は、化学肥料や化学農薬を極力使用しない代わりに「菜の花」を緑肥に用い、また栽培過程で使用する農業機械の燃料には地球温暖化の原因となる化石燃料を使用せず、植物由来の燃料を使用した地球環境にやさしいお米です。
(「菜の花エコプロジェクト」のホームページをご覧になりたい場合は、以下のバナーをクリックしてください。)
1.活動概要
○年月日・場所
平成21年5月18日(月)
広島県山県郡北広島町大朝地区
○活動報告
10:00~ 大朝小学校で対面
10:30~ 『おおあさ・ぴゅあ菜米』田植え
12:30~ 大朝小学校での給食
14:30~ 技術開発実証設備見学(株式会社タカキベーカリー千代田工場)
○参加者
・大朝小学校小学生11名
・NPO法人INE OASA(いーね!おおあさ)
・大朝地域資源保全隊など地元の方々
・弊社新入社員11名
○目的
~初年度研修~
①社会資本整備に携わる技術者として地域活動に参加するとともに、中山間地域の魅力や課題を身近に感じる
②『菜の花プロジェクト(NPO法人INEOASA)』を通じ、資源循環型社会形成の一端に触れる
2.活動状況
10:00~ 大朝小学校で対面
大朝小学校5年生の皆さんと弊社新入社員が対面しました。
10:30頃~ 『おおああ・ぴゅあ菜米』田植え
大朝地域資源保全隊やNPO法人INEOASA〈いーね!おおあさ〉の方々に、田植えのコツを教わりました。
小学生と新入社員の2人ペアで、全員一斉に田植えを開始。泥の底はとても冷たい・・・
田植えの早いペア、遅いペアそれぞれでしたが、地元の方のご協力もあり、無事田植えは終わりました。
『おおあさ・ぴゅあ菜米』田んぼを背景にみんなで記念撮影!
12:30~ 大朝小学校での給食
地元の食材がふんだんに使われたおいしい給食を5年生の皆さんと一緒にいただきました。
5つのグループにわかれて、『おおあさ・ぴゅあ菜米』に関する疑問などの話合い、その内容を発表しました。
NPO法人INEOASA〈いーね!おおあさ〉の保田理事長が出された疑問に対して答えていただき、全員で「大朝の将来」や「環境問題・食糧問題」などについて考えました。
14:30~ 株式会社タカキベーカリー千代田工場において技術開発実証設備見学
弊社と広島大学等が共同で行っております「食品廃棄物のバイオ水素化・バイオガス化 に関する技術開発(環境省地球温暖化対策技術開発事業)」の実証設備を新入社員が見学いたしました。
本実証設備「バイオ水素化・バイオガス化システム」は、株式会社タカキベーカリーのご協力を得て、廃パン生地や生ごみなどの廃棄物から水素やメタン等の燃料ガスを取り出す試験を行っています。
今回の活動は、
大朝小学校の皆様、地元住民やNPO法人INE OASAの皆様、
株式会社タカキベーカリーの皆様のご協力により実現いたしました。
心より感謝申し上げます。