令和6年度『技術発表会』、『特別講演会』および『技術展示会』を開催しました
令和6年11月7日
復建調査設計株式会社
10月17日に「技術発表会」を本社別館6Fにて開催しました。技術発表会は2部構成とし第1部:技術発表、第2部:本部推薦技術発表としました。第1部の技術発表では、社内より募集し選抜された12名が発表会に臨み、審査員が新規性、市場性、論理性などの項目について審査を行い、優秀賞、敢闘賞を決定しました。第2部の本部推薦技術発表では、令和5年度土木学会論文賞の受賞論文と令和6年度建設コンサルタント業務研究発表会にて採択された論文について発表しました。
翌10月18日には「特別講演会」を本社別館6階にて開催し、講師には株式会社日建設計の中島 究氏より「カンプ・ノウ国際コンペの軌跡~最下位からの逆転勝利~」と題してご講演を頂きました。スペインの有名サッカークラブ、FCバルセロナの拠点であり、欧州でも最大級のサッカー専用スタジアムである「カンプ・ノウ」を改修する設計コンペで世界の競合を制し、国際コンペ勝利にいたる経緯について、非常に貴重で大変有益なお話を拝聴することが出来ました。
また、昨年に引き続き「技術展示会」を17、18日の両日開催し、約100名の入場者がありました。ポスターや映像による説明のほか、実際に機器を配置し体験できる展示ブースを設置しました。
1. 技術発表会
日時:令和6年10月17日(木)13:00~17:30
場所:本社別館6階会議室
発表:技術発表12編、本部推薦技術発表2編
表彰:優秀賞、敢闘賞各1名
2. 特別講演会
日時:令和6年10月18日(金)15:00~17:00
場所:本社別館6階会議室
講演者:中島 究 氏/株式会社日建設計 設計監理部門 設計グループダイレクター
演題:カンプ・ノウ国際コンペの軌跡~最下位からの逆転勝利~
3. 技術展示会
日時:令和6年10月17日(木)、18日(金)
場所:本社別館4階会議室
展示内容:
- 河川砂防部門:3D都市モデルストーリーテリング型GISを用いた流域治水支援(肱川)
- 沿岸・地震防災部門:動揺制御型鋼製浮桟橋の開発、空港等の地下空間に関する情報管理システム
- 道路・地域整備部門:CIMモデルを活用したドライビングシミュレータ
- 空間情報部門:GNSS付きSLAM LiDARハンディスキャナ
- 環境部門:生物共生型護岸におけるブルーカーボンの計測と評価
- 保全構造部門:浮流式TVカメラ船型調査ロボット、遠隔支援カメラ、水中点検カメラ
- 総合計画部門:AIによる物体検出を活用した交通量及び速度の計測
- 社会デザイン創発センター:宮古発電、PPP-WG
- GX推進センター:ブルーカーボン、カーボンニュートラルポート(CNP)
- DX推進センター:裸眼立体、3Dプリンター出力模型
- 国際事業部:プロジェクト紹介(ヤンゴン地域の貧困エリアに対する水供給施設建設プロジェクト 他)