グリーンスローモビリティを用いた新しい生活スタイルの検証~こま武蔵台団地内における移動しやすさ向上のための実証実験を行います~
令和4年9月14日
復建調査設計株式会社
復建調査設計株式会社は、国土交通省 国土技術政策総合研究所からの委託を受け、埼玉県日高市こま武蔵台団地内で、小型電動カート(グリーンスローモビリティ)を用いた実証実験を実施しています。
1. 背景及び目的
本実証実験は、高齢化が進展し、かつ起伏がある地形のため歩行による移動負担が大きい住宅市街地の一つである埼玉県日高市こま武蔵台団地を対象に、新たなモビリティを試験的に導入し、課題や導入効果等に関する分析を行うことを目的として実施しています。
2. 取組概要
これまで、同地区における実証実験は春・冬の2回にわたり実施してきましたが、3回目となる今回は、暑い夏の時期でも導入可能かどうかを検証するほか、病院等へのアクセス性を向上させて効果を確認するなど、これまでの取組みを踏まえ改良を図った実験を行います。
9月7日(水)に実施された出発式には、日高市長 谷ケ崎照雄氏が出席され、高齢化が進展する同市の現状・課題を踏まえた新たなモビリティへの期待のお言葉が述べられました。
< 実証実験の概要 >
実施期間 | 2022年9月7日(水)~ 2022年10月5日(水) |
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ルート | 武蔵台ショッピングセンターを起点に団地内各地区を循環(詳細はフライヤーをご覧ください。) |
実験実施主体 | 国土交通省 国土技術政策総合研究所 |
現地運行事務局 (現地運行主体) |
NPO法人 げんきネット武蔵台 |
実験協力主体 | 復建調査設計株式会社 株式会社サーベイリサーチセンター |
使用車両 | ヤマハモーターパワープロダクツ(株)社製 AR-07 ・全長 3,960mm ・全幅 1,330mm ・全高 1,840mm ・最高速度 19km/h ・乗車人数 7人 |
< 9月7日(水)に開催された出発式の様子 >
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出発式の様子
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日高市長によるご挨拶
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国総研 都市施設研究室長によるご挨拶
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出発式後の運行の様子
< フライヤー >
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フライヤー(表)
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フライヤー(裏)