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ミャンマー、ベトナムにおいて広島大学と共同でセミナーを開催しました

平成28年9月12日
復建調査設計株式会社

弊社は広島大学と2016年5月に全学を対象とした包括的研究協力協定を締結し、協力・連携を進めてきましたが、この協定の最初の成果として、2016年8月20日にミャンマー国ヤンゴン市で交通セミナーを、2016年8月27日にベトナム国ホーチミン市で環境セミナーを共同開催しました。

<ミャンマー交通セミナー>

ミャンマーでは、近年の急速なモータリゼーションによる慢性的な交通渋滞が最大の社会問題であり、本セミナーはこの課題解決に向けて、ヤンゴン工科大学、ミャンマー工学会の協力を得て開催しました。

セミナーでは、ミャンマー工学会のU Aung Myint会長、広島大学の高田隆副学長、弊社の代表取締役社長小田秀樹の挨拶に続いて、広島大学藤原章正教授より「交通渋滞を緩和する包括的都市交通計画」について講演があり、その後、弊社国際事業部の岡田秀典、ヤンゴン工科大学客員教授のU Than Win氏、ヤンゴン工科大学・広島大学の学生が講演を行い、最後にパネルディスカッションで交通問題に関する意見交換を行いました。

本セミナーには、行政機関、学術機関、民間企業などから、日本人、ミャンマー人を合わせて200名近い方々に参加して頂き、交通問題に対する関心の高さが窺えました。また、このようなセミナーの継続開催を要望する声も多く聞かれました。

  • 広島大学 高田隆副学長挨拶

    広島大学 高田隆副学長挨拶

  • 代表取締役社長小田秀樹挨拶

    代表取締役社長小田秀樹挨拶

  • セミナー関係者集合写真

    セミナー関係者集合写真

<ベトナム環境セミナー>

ベトナムでは、飛躍的な経済成長と都市化の結果、水質汚濁、大気汚染、廃棄物の不適切処理などの環境問題が大きな社会問題となっています。本セミナーはベトナムの重要課題である環境汚染の解決に向けて、広島県、ベトナム国家大学ホーチミン市校、フッケン・ミナミコンサルタントの協力を得て、産官学連携で開催しました。

セミナーでは、広島大学の橋本律男産学・地域連携センター長、弊社の事業推進本部長向井雅司の挨拶に続いて、広島大学大橋晶良教授から「省エネ・低コスト型排水処理技術」と題した講演があり、その後、ベトナム国家大学ホーチミン市校のBui Xuan Thanh教授、フッケン・ミナミコンサルタントの南海泰平代表取締役社長、ひろしま環境ビジネス推進協議会コーディネーターの宝月章彦氏、水利大学ホーチミン分校長のPham Van Song教授が講演を行い、最後にパネルディスカッションで環境問題に関する意見交換を行いました。

本セミナーには、学術機関、民間企業を中心に日本人、ベトナム人を合わせて100名近い方々に参加して頂きました。環境問題の解決には多くの課題がありますが、ベトナムでもこの問題に対する関心が高くなっており、こちらも継続開催の要望が多く聞かれました。

  • 広島大学 橋本律男センター長挨拶

    広島大学 橋本律男センター長挨拶

  • 事業推進本部長向井雅司挨拶

    事業推進本部長向井雅司挨拶

  • セミナー関係者集合写真

    セミナー関係者集合写真

弊社は、ミャンマーやベトナムを中心とした新興国において、地域社会との共生・共存に努め、地域社会の発展に寄与してきました。これからも当社が培ってきた技術で地域社会の課題を解決し、各国の発展に貢献できるように努めていきたいと考えています。

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