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テーマNo180年の挑戦から未来へ ~インフラが創る持続可能な物語~

  • 清水 湧太 [松山支店 技術課]
    『島の暮らしを支える大海原の拠り所』水産業が盛んな愛媛県の中でも、離島でありながら特に漁業活動が盛んな「戸島の本浦漁港」。復建調査設計はこの漁港に長年にわたりさまざまな港湾整備事業で携わり、島の人々の暮らしを支えてきました。島の人々の優しさにも触れ、私自身もすっかり魅了されたこの島で出合った、離島の港と海が織りなす雄大さと一体感を一枚に切り取りました。
  • 廣井 和也 [山口支社 技術課]
    『猿猴橋町、最後の一便』2025年8月2日、広電・猿猴橋町停留場に向かう最後の列車を収めた一枚です。別れの瞬間を見届けようと多くの人が詰めかけ、夜の停留場は静かな熱気に包まれていました。灯りを映して走る電車に、まちの記憶と名残、広島の夜を結んできた時間の重みを重ねた一枚です。
  • 江田 祐貴 [総合計画部 道路計画課]
    『静かな踏切』山口県・長門湯本温泉の一角にあるJR美祢線の踏切を撮影しました。JR美祢線は温泉街の他にも、田園地帯や山岳地帯を縫うように走る風光明媚な路線ですが、2023年の豪雨災害により被災し、BRTでの復旧が決まりました。今後、鉄道施設の解体が進み、こうした地域に溶け込んだ鉄道風景も見られなくなってしまいます。BRT化により持続可能な公共交通になることを願う一方で、美しい鉄道のある風景が失われることに寂しさも感じます。
  • 中井 真司 [河川砂防部]
    『20年を超えて静かに大地を守る』2004年に世羅町で発生した地すべりの対策工として設計し、翌年施工された横ボーリング工です。施工後20数年が経過しましたが、今でも元気に地すべりの原因となる地下水を排除し続けています。ひっそりとした佇まいではありますが、実に堂々といい仕事をしており、魅力的です。河川砂防部門で設計する防災構造物は、華やかさはありませんが、縁の下の力持ちとして、私たち生活を守る持続可能な安全に貢献してくれています。

テーマNo2夢のある未来への架け橋 ~次世代に繋ぐ豊かな社会基盤~

  • 森田 大也 [道路・地域整備部 道路技術課]
    『灯りが紡ぐ街』夜になっても街灯や車の光跡が街を照らし、静かな賑わいを創出した街並み。設計に携わった西広島バイパス都心部延伸事業により、やがて国道2号には高架橋が架かり、今の景色は新たな姿に変貌していくため、今この瞬間を切り取り、未来に紡いていきたいと思います。
  • 阿南 大樹 [環境部 新エネ・資源循環課]
    『桜の下、安心をつなぐ一歩』ゾーン30プラスが導入されたこの道路では、ハンプと横断歩道を組み合わせたスムーズ横断歩道が整備され、通過車両の速度を抑制するとともに、ドライバーから子どもを見つけやすくする工夫が施されています。桜咲く春の陽だまりの中、妻と娘が安心してスムーズ横断歩道を渡る姿が、子どもの安全を守り、次世代に繋ぐまちづくりを体現しています。
  • 大塚 健裕 [社会デザイン創発センター]
    『復興の志 自然と歴史・文化を未来へつなぐ』H30豪雨の被災地「真備地区」の復興の風景。自身は、当地区の復興計画策定及びこの復興公園の構想策定に従事した。写真タイトルは復興計画で掲げた復興の理念。発災後7年が経過した当地区の暮らしの情景を写した。水害時にはまだ誕生していない世代の子が青い空の下、堤防破堤箇所に整備された公園で遊ぶ姿を見て、復興の志を受け継ぐ復建の一員として貢献できた喜びを感じた。管理棟は隈研吾事務所の設計。

テーマNo3未来を構想するプロフェッショナル ~転換期に挑む復建の技術と情熱~

  • 髙宮 晃一 [大阪支社 地盤技術課]
    『築く明日 見えない基盤に刻む情熱』地盤改良の現場で、先輩技術者の背中を追いながら若手が歩む一枚。雲間から差す光は、厳しい環境の中にも希望を見出す私たちの姿勢を映しています。建物を支える地盤という見えない部分にこそ、プロフェッショナルの技術と情熱が注がれる。先達から受け継いだ技術を研鑽し、次世代へ繋ぐ。転換期だからこそ、揺るがない基礎を築き続ける復建の誇りがここにあります。
  • 小笠原 洋 [地盤環境部 探査技術課]
    『“聖なる岩”を護る』三重県伊勢市二見ヶ浦の夫婦岩は、全国に名高い景勝地である。この夫婦岩は昭和42年に大規模補強がなされたが、近年、劣化が進んでいる。ご縁あって二見興玉神社より現地診断を依頼いただき、現地視察することができた。写真はその一風景で、補修部脱落や岩盤剥離などへの事後対応を神社に提案した。維持管理は、表面変状と地面の奥を併せ見通す“眼”が求められる。聖なる岩に挑めることは地盤技術者の本懐である。
  • 柳川 真菜 [東京支社 第一技術部 河川砂防技術課]
    『UAVで挑むインフラメンテナンス』大阪府の都市浸水を防ぐ、地下深くに建設されたトンネル河川。この写真は、その入口の1つ「美園立坑」を最新のUAVで調査した際の一枚です。高さ10mにも及ぶ巨大な地下空間は照明も限られ、人の目では全ての損傷を捉えきれません。更新が極めて難しい大都市の地下施設は、確実な調査と補修の継続が大切です。私たちの暮らしを守るインフラを、土木と情報の技術で次世代へつなぐ。その挑戦を実感した瞬間でした。

特別選出作品

  • 岡本 良徳 [空間情報部]
    『測量現場、サプライズあり!』業務で奥多摩湖の外周を現地踏査してきました。私が先頭をあるいていたところ、後ろの中本君から突然大きな声が聞こえてきました。振り返ってみると、なんと、ニホンカモシカがいるじゃないですか。こんな至近距離で見たのは、はじめてでビックリしました。でも、それ以上に中本君の顔が面白すぎて、せっかくなので一緒に写真を撮りました。