緑地護岸は、港口に面しており、現在建設中の女神大橋を展望できる位置にあります。また、前面が航路となるため 航跡波などによる越波低減策を講じる必要がありました。 ![]() |
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護岸の構造形式は軟弱粘性土層が堆積していたため、床堀り置き換え(一部、深層混合処理工法)、 低反射構造の直立消波ブロックを採用しました。 ![]() 緑地護岸断面図 |
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河口堰は、隣接する緑地護岸と海上工事により同時施工で行いました。まず、仮護岸として天端高+3.5mまで捨石堤を先行して築造しました。 埋立て後、完成断面として+1.5mまで成形しました。また、河口部に堰を設けて最低水位を確保する必要がありました。 当初、矢板を打設する計画でしたが、打設時の矢板の自立性や捨石投入時の矢板の安定性に問題が生じたため止水マット(ゴム製)を敷設する工法を採用しました。 |
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