FGEX環境保全活動
稲刈りの時期にダルマガエル調査を行いました
平成20年12月26日
弊社は、ISO14001 環境マネジメントシステムを1999 年3 月に認証取得して以来、社会資本整備の一端を担う企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)として、全社員一丸となって環境配慮や保全活動に関する取り組みに力を入れております 。
今回は、絶滅の危機に瀕しているダルマガエルの保護地(田んぼ)の稲刈りの時期にあわせて、安佐動物公園や地域の方と一緒にダルマガエルの調査を行いました。 なお、ダルマガエルの捕獲調査は、「広島県野生生物の種の保護に関する条例」に準じて、広島県より捕獲許可を得て実施しています。
2008年10月4日(土) ~広島県世羅町~
田んぼの稲刈りにあわせて、ダルマガエルの個体数調査を行いました。 稲刈り直後の田んぼには多くの若いダルマガエルが確認されました。 生まれた湿地から移動して、生息範囲を拡げているものと考えられます。
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捕獲個体のサイズ測定
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捕獲したダルマガエル(幼体)
2008年10月6日(月) ~広島県世羅町~
環境学習の一環として地元の小学生と一緒に、保護地の稲刈りとダルマガエルの個体数調査を行いました。 周辺の田んぼも稲刈り直後に個体数調査を行い、若い個体とともに大きな親個体も確認されました。
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個体数調査状況
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保護地の稲刈り
2008年10月15日(水) ~広島県福山市内湿地~
福山市内の湿地において、ダルマガエルの個体数調査を行いました。今年の夏に放流したオタマジャクシが成長し、上陸した子ガエルが確認されました。
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個体数調査状況
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保護地の草刈り
2008年10月22日(水) ~広島県三次市吉舎町~
吉舎町の地元の方が作られている保護地およびその周辺の水田に生息するダルマガエルの個体数調査を行いました。保護地では若い個体とともに大きな親個体も確認されました。
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個体数調査状況
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捕獲個体のサイズ測定