上下水道

長距離水路トンネルの覆工内面を、浮流カメラを用いて通水状態のまま調査する技術について概要を紹介した。

大口径管渠では通水停止等の調査困難なケースが多いが、ＴＶカメラ調査船を自然流下させて内面調査を行う技術である。撮影映像から記録表、写真帳、ひび割れ幅の計測また展開画像を作成して健全度評価を行う。

長距離大口径下水道管渠（管径2,200mm～2,600mm，4 スパン，延長3.16km）で，流量が多く調査員が入坑不可能な区間において，自然流下式ＴＶカメラ（船型調査ロボット，ケーブルレス）を使用して，調査対象区間の全線一括調査を実施し，管渠内面の撮影映像から本管調査記録表や写真帳の作成，健全度の評価・報告を行ったので，その概要及び適用性について報告した。

通水状態にある長距離水路トンネル覆工内面の全線点検調査が可能な水中ロボットを開発し、実際の点検調査業務に適用するとともに、画像の鮮明度の向上や劣化損傷の計測精度等について改良を行った。それらの内容について報告する。

通水状態にある長距離水路トンネル覆工内面の全線点検調査が可能な水中ロボットを開発し、実際の点検調査業務に適用するとともに、画像の鮮明度の向上や劣化損傷の計測精度等について改良を行った。それらの内容について報告する。

通水状態にある長距離水路トンネル覆工内面の全線点検調査が可能な水中ロボットを開発し、実際の点検調査業務に適用するとともに、画像の鮮明度の向上や劣化損傷の計測精度等について改良を行った。それらの内容について報告する。

通水状態にある長距離水路トンネルの内面調査を可能とした水中ロボットのを開発し適用性について検討した。それらの内容を報告する。

通水状態にある長距離水路トンネルの内面調査を可能とした水中ロボットの適用性について試験を実施した。それらの内容を報告する。

広島県が昭和40 年に建設した安芸郡海田町～広島市安芸区矢野町の西谷接合井～矢野開閉所間の送水トンネル（送水量30 万トン，延長約2.95km）の一部で，平成18 年8 月25 日，崩落による送水路閉塞が発生し，呉市・江田島市への送水が停止状態となった．広島県は事故対策本部を設置し，①事故状況の把握と早期復旧，②送水停止となった送水トンネルの緊急点検，③受水団体への給水の確保，を最優先課題の3 本柱として緊急時対応を実施した．その結果，送水停止から17 日後の9 月11日早朝，送水が再開された。その後，有識者による「広島県送水施設事故調査委員会」が設置され，トンネル崩落事故の原因とメカニズムを解明するとともに，今後の送水トンネル点検のあり方について審議がなされた．その中で，今回のトンネル崩落事故原因は，①トンネルの覆工背面岩盤の突発性崩壊の可能性が高い。②これまでの一般的なトンネル点検方法では，この突発性崩壊を予見することが困難であった．③今後のトンネル点検は，覆工内面の点検調査にとどまらず，地盤状況に応じた覆工背面地山の調査が重要である，と報告された．本論文では，トンネル崩落・送水停止に伴う緊急時の対応の概要を述べるとともに，「事故調査委員会」で討議された崩落原因の推定と今後の維持管理・点検のあり方について報告する。

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