RAEM-Lightに関わる最近の動向 2011年

RAEM-Lightに関わる最近の動向 2011年

●2011年12月21日
2011年12月13日に弊社社員が土木計画学ワンデーセミナーNo63において発表を行いました。

国土交通省国土技術政策総合研究所で開催された土木計画学ワンデーセミナーNo.63 「社会・経済リスクの下での社会資本整備の経済効果分析― 応用一般均衡分析の適用と課題 ―」において以下の論文の発表を行いました。

  • 発表タイトル;「経済均衡モデルのモデリング方法の相違による結果の比較分析」
  • 発表者;石倉智樹(首都大学東京)・小池淳司(神戸大学)・佐藤啓輔(復建調査設計)

※当日のプログラムは、コチラ をご覧ください。

発表の様子

●2011年12月8日
弊社社員が土木計画学研究発表会、応用地域学会で発表を行いました。

弊社社員(佐藤啓輔)が、以下の2つの学会において、経済モデルに関する研究論文の発表を行いました。

2011年11月26日@第44回土木計画学研究発表会

  • 論文タイトル:交通整備が観光産業の生産活動へ与える空間的影響の把握~基礎的自治体別の観光付加価値額推計をふまえた検討~
  • 著者:小池淳司、佐藤啓輔

(概要)

地方部での観光行動は、自動車への依存度が高いことから、道路整備環境の変化が観光行動、更には観光産業へ与える影響を計測することは、 地方部における観光振興策の検討にあたって非常に重要であると言える。一方で、多くの観光統計は日本全体の動向調査もしくは県単位の個別・ 独自調査に限られるため、基礎的自治体レベルで統一された観光統計は整備されていないのが現状である。そこで、本稿では、まず、需要面・ 供給面の両アプローチにより基礎自治体別の観光産業の付加価値額を推計するとともに、推計した観光付加価値額を汎用型の空間経済モデルRAEM-Lightに インプットすることで、道路整備が観光産業の生産活動へ与える影響を定量的に把握する。

2011年12月3日@第25回応用地域学会

  • 論文タイトル:経済均衡モデルのモデリング方法の相違による結果の比較分析~完全競争型モデルと独占的競争
  • 著者:石倉智樹、小池淳司、佐藤啓輔

(概要)

近年、地域間産業連関表に依存しない小地域対応型のSCGEモデルの実務的適用が活発化している。一方で、SCGEモデルのモデリング方法は、 完全競争型のアプローチに加えてNEG理論との整合性を意識した独占的競争型のアプローチの開発も行われている。そこで、本研究では、双方 のモデリング方法の違いが算出結果に対してどのように影響するか実証的に比較分析を行い、実務的利用において留意すべき点を整理する。

●2011年10月26日
2011年10月25日に弊社社員が広島経済同友会地域経済委員会において発表しました。

2011年10月25日に広島商工会議所において広島経済同友会地域経済委員会が開催され、弊社社員(吉野大介)が発表しました。

  • 発表タイトル;道路ネットワーク整備と広島県の経済成長に関する分析(汎用型空間応用一般均衡モデル「RAEM-Light(ラーム・ライト)」を用いた検証)
  • 発表者;吉野大介(復建調査設計(株))
  • 発表概要;道路整備に併せた戦略的な地域振興策検討に向けて、交通インフラ体系の変化が地域経済へ与える影響を事前に予測することの重要性と予測のための手法を説明し、広島県内の今後の道路整備シナリオを例に試算結果を紹介した。
  • 発表の様子

●2011年9月28日
2011年9月22日に第9回RAEM-Light研究会が開催されました。

第9回RAEM-Light研究会が開催されました。

日時;平成23年9月22日 13時~17時

開催場所;神戸大学工学部

参加者;

  • 価値総合研究所
  • システム科学研究所
  • 地域未来研究所
  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
  • 復建調査設計
  • 神戸大学

※当日のプログラムについては、コチラ をご覧ください。

なお、弊社からは以下の発表を行いました。

タイトル;SCGEモデルの社会資本整備効果予測精度向上に関する取り組み

発表者;佐藤啓輔

●2011年8月25日
2011年8月22日に第二回日本交通政策研究会でRAEM-Lightの発表を行いました。

広島大学において開催された日本交通政策研究会において、RAEM-Lightに関する発表を行いました。

  • 発表タイトル:汎用型空間応用一般均衡モデルRAEM-Lightのご紹介
  • 発表内容:RAEM-Lightを用いた道路の経済分析手法の説明と、実務への適用事例及び今後の展開に関する紹介
  • 発表者:吉野大介 復建調査設計㈱ 総合計画部 地域経済戦略チーム

●2011年6月30日
2011年6月17日、14th Uddevalla Symposiumにて弊社研究員が発表を行いました。

2011年6月16日~18日にかけてItalia Bergamoで開催された国際学会14th Uddevalla Symposiumにおいて弊社研究員が以下の論文 を発表致しました。 論文内容は、固定効果分析モデルを活用することで、日本国内のこれまでの道路整備の効果と経済指標の変化の関係性を明確化したものです。

  • 論文タイトル:Regional Infrastructure’s Contribution to Productivity and Population- Ex-post Analysis Using by FixedEff ect Model ?
  • 著者:Atsushi KOIKE, Kenji HIRAI, Keisuke SATO and Toshiyuki MONMA
  • 発表者:Keisuke SATO(Fukken)

発表の様子(佐藤啓輔)

●2011年6月2日
2011年5月26日 熊本大学においてRAEM-Lightの発表を行いました.

熊本大学において開催された都市再生プロゼミにおいて、RAEM-Light及び事業評価手法についての発表を行いました。 都市再生プロゼミは、大学院生を対象とした研究セミナーで、首都して国内外の研究者・実務者の講演と受講学生の研究発表・討論を通して、総合性・国際性と実践的研究能力の育成を目的としているものです。

タイトル①;汎用型空間経済モデルを活用した経済効果分析

  • 発表内容;汎用型の空間経済モデルRAEM-Lightを用いた道路の経済分析手法と実務への適用事例への紹介
  • 発表者;佐藤啓輔 復建調査設計㈱ 総合計画部 地域経済戦略チーム、主任研究員、技術士(総合技術監理-建設、建設-道路)、土木 学会認定1級技術者

タイトル②;個別道路事業評価の流れと国道57号熊本東バイパスの事後評価

  • 発表内容;国土交通省が実施している個別道路に対する事業評価の流れと考え方、さらには、国道57号熊本東バイパスの事後評価の実施事例を紹介
  • 発表者;竹隈史明 復建調査設計(株) 九州支社 総合計画課、係長、技術士(建設-道路)
  • 会場の様子

●2011年4月28日
2011年4月27日 国土交通省四国地方整備局において勉強会を開催しました

国土交通省四国地方整備局において、第1回事業評価分析に関する勉強会としてRAEM-Lightのモデル構造、分析事例等について説明を行いました。

お集まり頂きました方々、ご意見を頂きました方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

●2011年4月28日
2011年4月21日に第8回RAEM-Light研究会が開催されました。

第8回RAEM-Light研究会が開催されました。

日時;平成23年4月21日 14時~18時30分

開催場所;復建調査設計㈱ 東京支社 9階会議室

参加者;

  • 価値総合研究所
  • システム科学研究所
  • 地域未来研究所
  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
  • 復建調査設計
  • サーベイリサーチセンター
  • 鳥取県
  • 島根県
  • 国土技術政策総合研究所
  • 東京大学
  • 鳥取大学

※当日のプログラムは、コチラ をご覧ください。

なお、弊社からは以下の発表を行いました。

タイトル;宿泊旅行統計を活用した観光施策評価手法について

発表者;平井健二

  • 発表の様子(平井健二)

●2011年4月18日
2011年4月15日の韓国交通研究院(Korean Transport Institute;KOTI)において、弊社研究員が発表を行いました。

韓国交通研究院(Korean Transport Institute;KOTI)において、我が国における空間経済モデルの実務的な普及状況の紹介を目的としたセミナーが行われました。弊社からは、我が国におけるRAEM-Lightの適用事例の紹介を行いました。

  • 発表タイトル:RAEM-Light model for regional road transport policy
  • 発表者:佐藤啓輔(復建調査設計㈱)

本セミナーの成果として、KOTIと弊社が事務局を務めるRAEM-Light Committeeとで、今後、継続的な共同研究の実施を行うこととなりました。 今後は、韓国国内における事業に対してRAEM-Lightを適用することで、韓国国内でのRAEM-Lightの政策的有効性の確認などが行われる予定です。

  • 発表の様子(佐藤啓輔)

会場の様子

●2011年1月12日
弊社社員の論文がWCTRのSelected Proceedingsに選定されました。

昨年の6月にポルトガルのリスボンで開催された12th WCTRのSelected Proceedingsがこの度発表され、弊社研究員(佐藤啓輔)が投稿していました以下の論文が選定されました。

Selected Proceedingsは、General Proceedingsの論文の中から特に査読評価の高かった論文を対象に選定されたものです。

  • 論文タイトル:Spatial Benefi t Incidence of Economic Eff ects of Road Network Investments
    – Case Studies under the Usual and Disaster Scenarios ?
  • 著者:小池淳司(鳥取大学), Lori TAVASSZY(TNO), 佐藤啓輔(復建調査設計)、門間俊幸(国総研)

なお、12thWCTRのProceedingsの結果は、以下のサイトを参照ください。

http://www.civil.ist.utl.pt/wctr12_lisboa/proceedings.htm

【関連記事】平成22年7月29日付 2010年7月11日~15日に開催されたWCTR2010に弊社社員が論文を発表しました。

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