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2003年05月30日 当社 羽原浩史が土木学会から土木学会論文賞を受賞

 当社環境技術部の羽原浩史次長が、5月30日、 ホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)において、社団法人 土木学会から「平成14年度土木学会論文賞」を授与されました。

論文主題:一般廃棄物処理計画におけるコストと環境負荷の総合評価(総合題目)

登 載 誌 :(1)土木学会論文集No.678 Ⅶ-19,pp.49-60,2001.5
       (2)環境システム研究論文集Vol.30,pp.323-332,2002.10
授 賞 者 :松藤 敏彦(まつとう としひこ)(北海道大学)
       田中 信壽(たなか のぶとし)(北海道大学)
       羽原 浩史(はばら ひろし)(復建調査設計株式会社)
受賞理由:
 本研究は、一般廃棄物の広域化処理が検討されている中、多様な廃棄物処理システム技術に対してコストと環境負荷の両面から評価する手法を提案し、一般廃棄物の適正な処理に大きく貢献したものである。
 ダイオキシン問題の解決が端緒となり、各都道府県では従来の自区内処理から経済的、効率的な処理への転換の検討をはじめ、広域化処理計画を策定している。筆者らは、広域化の制約となる廃棄物の収集輸送のコストやエネルギー消費量を、直接輸送と中継郵送において比較検討を行った。また、広域化処理を想定した場合の様々な処理システムの実施可能性を、LCA的な観点からコストとエネルギー消費量の変化を算出することによって明らかとした。
 処理施設を一カ所に集中させる場合、広域化の範囲を広げても収集輸送コストは制約とならないことを示し、自治体が個別に処理施設を設ける場合、広域化の範囲を広げることによってコストが増加し、望ましくないとした。さらに、広域化の効果は中心都市の人口規模が小さいほど大きいことを示した。
 著者らの研究は、廃棄物の広域化処理の得失を高い精度で評価し、大きな問題となっている適正な廃棄物処理に大きく貢献し、土木学会論文賞としてふさわしいと認められた。
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